SnowflakeのWebUI(Web User Interface)ガイド
Snowflakeの最新WebユーザーインターフェースであるSnowsightは、旧UI(クラシックコンソール)から進化した、新しい標準インターフェースです。SnowPro Core試験でも出題される基礎知識の一つです。
Snowsightの基本概要
項目 | 説明 |
---|---|
名称 | Snowsight(スノーサイト) |
用途 | SnowflakeへのWebベースでの接続・操作用インターフェース |
提供形式 | SaaS型、ブラウザベース |
利用方法 | https://app.snowflake.com/(アカウントURLにリダイレクト) |
対象ユーザー | 管理者・データアナリスト・開発者・データエンジニアなど |
Snowsightの主要機能
- クエリエディタ
- SQLの記述・実行が可能
- クエリ履歴・実行プランの可視化
- ダッシュボード作成
- ビジュアル化されたデータ分析
- データブラウザ
- データベース/スキーマ/テーブル構造のGUI閲覧
- ロール・ユーザー管理
- GUIベースでの権限・ユーザー管理
- アラート・通知設定
- 実行失敗などのイベント通知設定(条件付きアラート)
SnowsightとクラシックUIの比較
比較項目 | Snowsight(新UI) | クラシックUI(旧UI) |
---|---|---|
インターフェース | モダンで直感的 | シンプルだが旧式 |
機能拡張性 | 高い(ダッシュボード・共有等) | 限定的 |
サポート状況 | 現在は新機能はSnowsight優先 | 将来的には廃止予定の可能性あり |
ユーザー管理 | UI上での操作が充実 | 基本的にSQLまたはスクリプトベース |
Snowsightの利用ステップ(例)
- ブラウザで
https://app.snowflake.com
にアクセス - アカウントURLでリダイレクト(例:
https://<account>.snowflakecomputing.com
) - ログイン後、以下のタブにアクセス可能:
- Worksheets(クエリ記述)
- Dashboards(データ可視化)
- Databases(スキーマ・テーブル管理)
- Admin(ロール・ユーザー管理)
試験対策のポイント
- Snowsightの名称と役割を正確に覚える
- クラシックUIとの違いも理解しておく
- 「WebUI = Snowsight」と連想できるようにする
- SnowsightのUI画面構成やタブ名に慣れておくと実務にも応用可能
このように、SnowsightはSnowflakeを扱ううえでのエントリーポイントとなる重要なUIです。試験でも高確率で出題されるため、名前だけでなく具体的な機能やクラシックUIとの違いまで押さえておくと安心です。