📘 理解度テスト1
スクラムマスターは「サーバントリーダー」であると同時に、組織に対してマネジメント的な役割を果たす存在である。スクラムガイドによれば、スクラムマスターの責務は次のように整理できる。
- スクラムの理解と適用の支援
スクラムマスターは、組織やチームがスクラムを正しく理解し、(空欄①)されるように導く。 - スクラムのプロセス管理
スクラムマスターは、チームのプロセスがスクラムフレームワークの(空欄②)内に収まるように管理する。 - 障害(インピーディメント)の除去
チームの成長や生産性を阻害する(空欄③)を特定し、除去するために取り組む。 - スクラムの価値観の体現と普及
スクラムの価値やアジャイル原則を(空欄④)することで、他者も同様の姿勢を取れる環境をつくる。 - 継続的改善の支援
チームを助け、継続的に(空欄⑤)できるよう支援する。
📘 空欄ごとの選択肢
空欄① スクラムが組織内でどのように理解・適用されるか
- A. 実験的に一時的に使われる
- B. 持続的に正しく適用される
- C. マネージャーの指示でのみ使われる
- D. 個人の判断でバラバラに適用される
空欄② プロセスが収まる範囲
- A. チームの感覚
- B. スクラムフレームワークの境界
- C. プロダクトオーナーの裁量
- D. スプリントバックログの大きさ
空欄③ チームの成長や生産性を阻害する要因
- A. インピーディメント
- B. プロダクトビジョン
- C. バーンダウンチャート
- D. プロダクトバックログアイテム
空欄④ スクラムの価値や原則に関する行動
- A. 隠す
- B. 体現する(embody)
- C. 記録するだけにとどめる
- D. テストケースに変換する
空欄⑤ チームの取り組みを支援する目的
- A. 継続的改善(continuous improvement)
- B. 成果物の隠蔽
- C. 開発者の個人評価
- D. 工数の厳格な割り当て
✅ 解答・解説
空欄①
スクラムが組織内でどのように理解・適用されるか
- 正解:B. 持続的に正しく適用される
- 解説:Scrum Masterは「スクラムが正しく理解され、組織全体で正しく適用され続けるように」支援します。
空欄②
プロセスが収まる範囲
- 正解:B. スクラムフレームワークの境界
- 解説:Scrum Masterは「チームのプロセスがスクラムフレームワークの定める境界内に収まる」ように管理します。
- ※ご回答「D. スプリントバックログの大きさ」は誤り。スプリントバックログの大きさはチームが決定するものであり、プロセスの境界を示すものではありません。
空欄③
チームの成長や生産性を阻害する要因
- 正解:A. インピーディメント
- 解説:スクラムマスターの中心的役割の一つは、組織的・環境的な障害(インピーディメント)を特定し、除去することです。
空欄④
スクラムの価値や原則に関する行動
- 正解:B. 体現する(embody)
- 解説:スクラムマスターは自らがスクラムの価値やアジャイル原則を体現することで、他の人も自然にそれを受け入れやすい環境を作ります。
空欄⑤
チームの取り組みを支援する目的
- 正解:A. 継続的改善(continuous improvement)
- 解説:スクラムマスターはチームが「自己改善」を継続できるようにサポートします。
📘 理解度テスト2
スクラムマスターは、チームがスクラムを効果的に活用できるよう支援する責任を担う。役割は単なる進行役ではなく、組織変革やチームの成長を促すものである。
- スクラム理論と価値の普及
スクラムマスターは、スクラム理論と(空欄①)を組織全体に理解させる役割を持つ。 - スクラムイベントの有効性支援
スクラムイベント(スプリントレビュー、レトロスペクティブなど)が目的を達成できるように(空欄②)を整える。 - チームへのコーチング
スクラムマスターは、開発チームやプロダクトオーナーを対象に、(空欄③)の実践を支援する。 - 障害除去と組織変革
チームの生産性を妨げる要因を特定し、それを取り除くために(空欄④)する。 - 改善の促進
チームが常により良い方法を見つけられるよう、(空欄⑤)の文化を育てる。
📘 空欄ごとの選択肢
空欄① スクラム理論と一緒に普及するもの
- A. スクラムの価値
- B. バーンダウンチャート
- C. プロジェクトマネジメント知識体系(PMBOK)
- D. 開発ツールの利用方法
空欄② スクラムイベントを効果的にするために行うこと
- A. 目的達成に集中できる環境づくり
- B. スケジュールの詳細なマイクロ管理
- C. 全イベントを必ず3時間以内に制限する
- D. マネージャーが進行役を務めること
空欄③ チームへのコーチング内容
- A. 自己組織化とクロスファンクショナルな働き方
- B. コーディング規約の遵守
- C. 開発者の個人KPI評価
- D. 上意下達の指示系統
空欄④ インピーディメントへの対応方法
- A. 外部ステークホルダーや組織と協働
- B. チームに責任を押し付ける
- C. 無視する
- D. 定量化して次のスプリントで評価するだけ
空欄⑤ 改善を促進するために育てる文化
- A. 継続的改善(Continuous Improvement)
- B. 完全な指示待ち体制
- C. 作業の秘匿性
- D. 短期的成果のみに固執
✅ 解答・解説
空欄①
スクラム理論と一緒に普及するもの
- 正解:A. スクラムの価値
- 解説:スクラムマスターは「スクラム理論とスクラムの価値(コミットメント、勇気、フォーカス、オープン、リスペクト)」を普及させる役割があります。
空欄②
スクラムイベントを効果的にするために行うこと
- 正解:A. 目的達成に集中できる環境づくり
- 解説:スクラムイベントの有効性は環境づくりによって左右されます。マイクロ管理や時間制限の一律適用はScrum Guideにはありません。
空欄③
チームへのコーチング内容
- 正解:A. 自己組織化とクロスファンクショナルな働き方
- 解説:スクラムマスターは開発者やPOに「自己組織化」「クロスファンクショナル」を理解・実践させるようにコーチングします。
空欄④
インピーディメントへの対応方法
- 正解:A. 外部ステークホルダーや組織と協働
- 解説:インピーディメントはチーム内にとどまらず、組織全体の課題になることも多いため、スクラムマスターは組織や外部ステークホルダーと連携して除去にあたります。
空欄⑤
改善を促進するために育てる文化
- 正解:A. 継続的改善(Continuous Improvement)
- 解説:Scrumの柱である「経験主義」に基づき、スクラムマスターはチームが改善を続けられる文化を育てることを重視します。
実戦問題
QUESTION
A Scrum Master acts as a servant-leader but also holds accountability for ensuring Scrum is properly understood and enacted.
Which three activities are aligned with the Scrum Master’s responsibilities according to the Scrum Guide? (Choose three.)
A. Ensuring that Scrum events are purposeful and held within the time-boxes.
B. Coaching the organization in its Scrum adoption.
C. Prioritizing items in the Product Backlog on behalf of the Product Owner.
D. Helping the Scrum Team remove obstacles that prevent progress.
E. Tracking and reporting each Developer’s individual performance metrics.
F. Promoting Scrum values and principles within the wider organization.
✅ Correct Answer & Explanation
- A. Ensuring that Scrum events are purposeful and held within the time-boxes.
✅ Correct. Scrum Masters ensure events are effective, valuable, and within the time-box. They don’t dictate content, but they help the team use events as intended. - B. Coaching the organization in its Scrum adoption.
✅ Correct. One of the Scrum Master’s major accountabilities is to support the organization in adopting and understanding Scrum principles. - C. Prioritizing items in the Product Backlog on behalf of the Product Owner.
❌ Incorrect. That’s the responsibility of the Product Owner, not the Scrum Master. - D. Helping the Scrum Team remove obstacles that prevent progress.
✅ Correct. Scrum Masters serve the Scrum Team by identifying and removing impediments. - E. Tracking and reporting each Developer’s individual performance metrics.
❌ Incorrect. Scrum avoids micromanagement and individual reporting; the team is collectively responsible. - F. Promoting Scrum values and principles within the wider organization.
✅ This is also correct — promoting Scrum values across the organization is explicitly part of the Scrum Master’s accountability.
⚖️ Result
The official three strongest answers for this question would be:
A, B, D, and potentially F depending on exam phrasing.
Since the exam often requires exactly three, A, B, D are the safest picks