SnowflakeのSnowpipeは、外部ステージ(Amazon S3、Google Cloud Storage、Microsoft Azureなど)からデータを取り込み、データロードを自動化できる強力な仕組みです。しかし、ロード方法の違いに応じて設定するパラメータが変わるため、その仕組みを正しく理解することが重要です。
1️⃣ Snowpipeの2つのトリガー方式
方式 | 説明 | パラメータ設定 |
---|---|---|
自動インジェスト | ストレージ通知を使用して新しいファイルがアップロードされると自動的にデータをロード | AUTO_INGEST = TRUE |
API呼び出しによるトリガー | REST APIエンドポイントを呼び出すことでデータロードを開始する | AUTO_INGEST = FALSE |
2️⃣ CREATE PIPEステートメントにおける設定
Snowpipeを作成する際に、自動インジェストとAPIトリガーを選ぶためのパラメータ設定が必要です。
- ✅ APIトリガー方式
- 設定:
AUTO_INGEST = FALSE
- 説明: Snowpipeは外部からREST API呼び出しでのみデータロードが開始される。
- 使用ケース: データロードをプログラムで制御したい場合。
- 設定:
- ✅ 自動インジェスト方式
- 設定:
AUTO_INGEST = TRUE
- 説明: Snowpipeは外部ストレージのイベント通知を利用して、自動的にデータをロード。
- 使用ケース: ファイルがアップロードされ次第、即時にデータを取り込みたい場合。
- 設定:
3️⃣ よくある誤解と注意点
誤解 | 正しい理解 |
---|---|
API_INGEST=TRUE でAPIトリガーを設定できる | ❌ 間違い:SnowpipeではAPI_INGEST というパラメータは存在しない。REST API呼び出しにはAUTO_INGEST=FALSE を使う。 |
AUTO_INGEST=TRUE はAPI呼び出しも許可する | ❌ 間違い:この設定ではAPI呼び出しは不要。外部イベントが自動でデータロードを開始する。 |
4️⃣ パラメータの詳細比較
パラメータ | 意味 | 設定例 |
---|---|---|
AUTO_INGEST = TRUE | Snowpipeがストレージ通知を監視し、自動的にデータロードを開始。 | 外部イベント駆動型 |
AUTO_INGEST = FALSE | API呼び出しでのみSnowpipeがデータロードを開始。 | プログラム制御型 |
5️⃣ 試験対策のポイント
✅ API呼び出しでSnowpipeを使う場合
- 設定:
AUTO_INGEST = FALSE
- 理由: 自動ロードを無効にし、REST APIによる明示的なロード要求が必要。
✅ 外部ステージのストレージイベントでロード
- 設定:
AUTO_INGEST = TRUE
- 理由: ファイルアップロード時に自動ロード。
📝 総括
Snowpipeのロード方式は試験でも混乱しやすいポイントです。キーワードは以下です:
- API制御 ➡
AUTO_INGEST=FALSE
- 自動ロード ➡
AUTO_INGEST=TRUE
API_INGEST
は存在しない ➡ 要注意
REST APIを使う場合は必ずAUTO_INGEST=FALSEを指定して、パイプの作成後にAPI経由でファイルロードを実行します。
✅ 理解度確認テスト
Snowflake の Snowpipe は、外部ステージからデータを取り込むための仕組みです。このSnowpipeは大きく以下の2つのモードで利用できます。
📌 Snowpipeのロード方式
- 自動インジェスト
- 外部ストレージイベントを利用して新しいファイルがアップロードされると、自動的にデータをロード。
CREATE PIPE
ステートメントでは、AUTO_INGEST = ( ① )
を指定。
- API呼び出し
- REST APIエンドポイントを呼び出すことでデータロードを開始。
CREATE PIPE
ステートメントでは、AUTO_INGEST = ( ② )
を指定。
📌 正しい設定のポイント
モード | 必須パラメータ |
---|---|
自動インジェスト | AUTO_INGEST = ( ① ) |
REST API呼び出し | AUTO_INGEST = ( ② ) |
最終的に、JohnがREST APIを使ってロードをトリガーしたい場合は、CREATE PIPE
で AUTO_INGEST = ( ③ ) を指定する必要がある。
📝 空欄の選択肢
空欄①の選択肢
A. TRUE
B. FALSE
C. ENABLED
D. API
空欄②の選択肢
A. TRUE
B. FALSE
C. API_TRIGGER
D. AUTO
空欄③の選択肢
A. TRUE
B. FALSE
C. ENABLED
D. AUTO
📝 正解と解説
空欄①
- ✅ 正解: A. TRUE
理由: 自動インジェストを有効にする場合はAUTO_INGEST = TRUE
を指定します。ENABLED
というパラメータは存在しません。
空欄②
- ✅ 正解: B. FALSE
理由: REST APIでSnowpipeをトリガーする場合は自動インジェストを無効にする必要があり、AUTO_INGEST = FALSE
を指定します。
空欄⑤
- ✅ 正解: B. FALSE
理由: REST APIでロードをトリガーするにはAUTO_INGEST = FALSE
が必須です。
✅ 理解度確認テスト(2セット目)
Snowflake の Snowpipe は、外部ステージからデータをロードする際に高い柔軟性を持っています。その動作は、主に自動インジェストと手動APIトリガーに分かれます。
📌 Snowpipeの動作モード
- 自動インジェストモード
- クラウドストレージのイベント通知を使用し、新しいファイルが検出されると自動的にロード。
- このモードでは、
CREATE PIPE
の設定で ( ① ) を指定する必要がある。
- 手動APIトリガーモード
- REST APIを呼び出してデータロードを明示的に開始。
- この場合は、
CREATE PIPE
の設定で ( ② ) を指定。
📌 パラメータの注意点
- 自動インジェストモードでは、外部ステージの通知設定が正しく構成されていないと、Snowpipeが ( ③ ) ことがある。
📌 SnowpipeのAPI呼び出しフロー
- API呼び出し時に必要なのは、
COPY INTO
ではなく ( ④ ) API エンドポイントを利用すること。
📝 空欄の選択肢
空欄①の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. ENABLED = TRUE
D. PIPE_MODE = AUTO
空欄②の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. ENABLED = FALSE
D. PIPE_MODE = MANUAL
空欄③の選択肢
A. エラーを返す
B. 自動的に再試行する
C. データを重複ロードする
D. 外部ステージを削除する
空欄④の選択肢
A. INSERT INTO
B. SNOWPIPE LOAD
C. REST API /insert
D. Snowpipe REST
📝 正解と解説
空欄①
- ✅ 正解: A. AUTO_INGEST = TRUE
理由: 自動インジェストを有効にする場合、AUTO_INGEST = TRUE
を指定します。
空欄②
- ✅ 正解: B. AUTO_INGEST = FALSE
理由: APIトリガー方式では、AUTO_INGEST = FALSE
を指定しREST APIでロードを制御します。
空欄③
- ✅ 正解: A. エラーを返す
理由: 外部ステージの通知設定が正しくないと、Snowpipeはファイル検出に失敗しエラーを返します。重複ロードは別のシナリオで発生。
空欄④
- ✅ 正解: D. Snowpipe REST
理由: REST APIを使う場合、Snowpipe REST
エンドポイントを利用します。
✅ 理解度確認テスト(3セット目)
Snowflake の Snowpipe は、外部ステージからのデータ取り込みを効率化するために設計されています。データロードのトリガー方式とその設定内容は、以下のように整理できます。
📌 Snowpipeのトリガー方式
- 外部イベント通知による自動ロード
- クラウドストレージにファイルがアップロードされると、イベント通知がSnowflakeに送信され、自動的にデータがロードされる。
- この場合、
CREATE PIPE
の設定で ( ① ) を指定する必要がある。
- REST APIを使った明示的なロード
- REST APIエンドポイントを呼び出すことでロードが開始。
- この場合、
CREATE PIPE
の設定で ( ② ) を指定する。
📌 Snowpipeの設定に関する誤解
- 自動インジェストモードでは、ストレージ通知の権限設定が不十分だと ( ③ ) 可能性がある。
📌 REST APIの利用ポイント
- SnowpipeのREST APIを呼び出す際、リクエストにはファイルの場所と認証情報を含める必要がある。API呼び出しの際に使用するのは ( ④ ) である。
📝 空欄の選択肢
空欄①の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. EVENT_TRIGGER = TRUE
D. ENABLED = TRUE
空欄②の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. EVENT_TRIGGER = FALSE
D. ENABLED = FALSE
空欄③の選択肢
A. Snowpipeがファイルを検出できない
B. Snowpipeが外部ステージを削除する
C. データが自動で重複ロードされる
D. REST APIが無効化される
空欄④の選択肢
A. COPY INTO
B. Snowpipe REST API
C. PIPE EXECUTE
D. Data Load CLI
📝 正解と解説
空欄①
- ✅ 正解: A. AUTO_INGEST = TRUE
理由: 自動インジェストモードではAUTO_INGEST = TRUE
を指定します。
空欄②
- ✅ 正解: B. AUTO_INGEST = FALSE
理由: APIトリガー方式ではAUTO_INGEST = FALSE
に設定します。
空欄③
- ✅ 正解: A. Snowpipeがファイルを検出できない
理由: 自動インジェストモードでは、ストレージ通知の権限が適切でないとSnowpipeはファイルを検出できず、ロードが行われません。REST API自体は無効化されません。
空欄④
- ✅ 正解: B. Snowpipe REST API
理由: API呼び出しで利用するのは Snowpipe REST API です。
✅ 理解度確認テスト(4セット目)
Snowflake の Snowpipe は、外部ステージからデータをロードする仕組みで、イベント通知による自動化とAPI呼び出しによる制御の両方に対応しています。
📌 Snowpipeの2つの利用パターン
- 自動インジェスト (Event Notification)
- 外部ストレージのイベント通知を利用してファイルアップロードを検知し、自動的にデータロードを開始。
- このとき
CREATE PIPE
ステートメントでは ( ① ) を設定する必要がある。
- REST APIによる手動トリガー
- Snowpipe REST APIを呼び出して明示的にロードを開始。
- この場合、
CREATE PIPE
の設定では ( ② ) を指定する。
📌 パラメータ設定の注意点
- 自動インジェストモードでは、外部ステージに対する ( ③ ) の権限を付与しなければ、イベント通知がSnowflakeに届かずデータロードは発生しない。
📌 REST API呼び出しの特徴
- Snowpipe REST APIは即時ロードを実現し、バッチ処理ではなく ( ④ ) 単位でデータファイルを取り込む。
📝 空欄の選択肢
空欄①の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. EVENT_ENABLED = TRUE
D. PIPE_TRIGGER = ENABLED
空欄②の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. EVENT_ENABLED = FALSE
D. PIPE_TRIGGER = DISABLED
空欄③の選択肢
A. READ
B. MODIFY
C. NOTIFY
D. EXECUTE
空欄④の選択肢
A. ファイル
B. データベース
C. テーブル
D. スキーマ
📝 正解と解説
空欄①
- ✅ 正解: A. AUTO_INGEST = TRUE
理由: 自動インジェストでは、AUTO_INGEST = TRUE
を指定します。
空欄②
- ✅ 正解: B. AUTO_INGEST = FALSE
理由: APIトリガー方式ではAUTO_INGEST = FALSE
を設定し、REST APIで制御します。
空欄③
- ✅ 正解: C. NOTIFY
理由: 自動インジェストモードでは、外部ステージに対する**通知権限(NOTIFY)**が必要です。これがないとイベント通知が届かず、Snowpipeはファイルの存在を検知できません。MODIFY
はファイル操作権限であり、イベント通知には使いません。
空欄④
- ✅ 正解: A. ファイル
理由: REST APIでは、ファイル単位でロードを実行します。バッチ処理やスキーマ単位でのロードではありません。
✅ 理解度確認テスト(5セット目)
Snowflake の Snowpipe は、外部ステージからデータを効率的に取り込むための仕組みです。自動インジェストとAPIトリガーで異なる設定が必要になるため、それぞれの特徴を正しく理解することが重要です。
📌 Snowpipeのモード
- 自動インジェスト
- クラウドストレージのイベント通知を利用して、新しいファイルのアップロードを検知しロードを自動実行。
- このモードでは、
CREATE PIPE
で ( ① ) を設定。
- REST APIトリガー
- REST API呼び出しでロードを明示的に開始。
- この場合、
CREATE PIPE
では ( ② ) を指定。
📌 よくある間違い
- 自動インジェストを利用する場合、Snowflakeが外部イベント通知を受け取れるよう、クラウドストレージ側で ( ③ ) の設定が必要。
📌 Snowpipe REST APIのポイント
- REST APIは即時ロードに使われ、特定の ( ④ ) を指定してロード対象を明示する。
📝 空欄の選択肢
空欄①の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. ENABLED = TRUE
D. TRIGGER_MODE = AUTO
空欄②の選択肢
A. AUTO_INGEST = TRUE
B. AUTO_INGEST = FALSE
C. ENABLED = FALSE
D. TRIGGER_MODE = MANUAL
空欄③の選択肢
A. Event Notifications
B. File Permissions
C. Database Grants
D. Warehouse Size
空欄④の選択肢
A. ステージ
B. ファイルパス
C. テーブル名
D. スキーマ
📝 正解と解説
空欄①
✅ A. AUTO_INGEST = TRUE
理由: 自動インジェストモードでは、AUTO_INGEST = TRUE
を指定。
空欄②
✅ B. AUTO_INGEST = FALSE
理由: REST APIを利用する場合は自動インジェストを無効化し、AUTO_INGEST = FALSE
に設定。
空欄③
✅ A. Event Notifications
理由: 自動インジェストモードでは、クラウドストレージ側でイベント通知の設定を行わないと、ファイルのアップロード通知がSnowflakeに届かずロードが開始されません。
空欄④
✅ B. ファイルパス
理由: Snowpipe REST API呼び出しでは、ロード対象のファイルパスを指定してリクエストを送信します。